バリ島旅行=amandari編=


今年、我が家は、ふたりとも初となるバリ島に行ってきました。
せっかく行くのでどうせなら、
山もみたい海もみたいということになりまして、
前半はバリ島の内陸部にあるウブド(山)、
後半は東部の静かなリゾート地と言われるチャンディダサ(海)にステイすることに。


今回の旅のテーマはずばり「ホテル」。
ということで、山も海もどちらもアマングループのホテルに泊まりました。


・・・まあ、ウェブで予約クリックの時にはその料金にクラッとめまいが、
そして実際の支払いの時に思わずぶわっと吐血しましたけどね・・・。
基本料金でみぞおちに重い渾身のボディを喰らった後、
10%のサービス料と11%税金のダブルアッパーで完全ノックアウトといったところでしょうかね・・・。


まあ、でもたまにはいいじゃん・・・というか年に一回の海外旅行だし・・・。
バリ島だってもう人生で何回も行かない、もしかしたら最初で最後かもしれないし・・・。
前からずっと二人でアマンリゾートに泊まってみたいね、て言ってたし・・・。
ダブルインカムノーキッズだし(まあコテツいますが)・・・。
と、
なんたらかんたら贅沢する自分達に自分達で弁解しつつ、
泊まってまいりました、アマンダリ、そしてアマンキラ。
お金使い慣れてないとなんかビビッてダメだなー、と自覚しながら(苦笑)。


ではではまずは前半のamandari編から・・・。


amandari編

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まず初日は午前7時過ぎにデンパサール空港に到着。
「25ドルで入国ビザ買わなきゃ・・・」と思って飛行機を降りたすぐそこに、
まさかの『Mr. Midfielder様』と書かれた紙を持ったアマンのお出迎えが。
え・・・!?ここまだ入国審査の前の段階じゃ!?
と、びっくりしながらも挨拶すると、
俺たち二人分のパスポートを預かってお出迎えのおじさんは颯爽とビザコーナーへ。
なんか普通の列とは違うガラガラのカウンターであっという間にビザを取ってくれたのでした。
その後の入国審査も税関もまるでアマンスペシャルかのごとく、
おじさんに連れられてほぼノーチェックの素通り。
気づいたらもうアマンダリ行きの車内で冷たいおしぼりの歓迎を受けていたのでした。
これってまだ途上国だからこそできるサービスだよなあ・・・と思いつつ素直に感動した二人なのでした。


1時間強かけて到着したアマンダリは、
ほほうなるほど、といった感じ。


部屋の中はこんなです(パノラマビュー)。
確かに素敵。
ただ、築25年くらいということもあって、設備はやや古い感じもあるかな(トイレやシャワーなど水回り辺りに)。
でも逆に、これが25年前にできたんなら、そりゃ当時としてはどえらいことだなあ、と感心しきり。


プールはインフィニティプールになっていて、緑の渓谷とマッチしてとても綺麗。


緑に癒され中の相方君。

でも、山だからか、それともバリ島全体そうなのか、
風はそれほど感じないですが、雲の動きは速い気がします。
晴れたり曇ったりが行ったり来たり。
初日の深夜には乾季ながらスコールもありました。


さて、後半の海のアマンキラはのんびりゆっくりするとして、
前半のアマンダリ滞在中は、街に繰り出してアクティブに行こう!
というプランのもと、俺たちは精力的に動きます。


=スパ=

バリに来たらやっぱりこれよねー、ともう気分はお局OLですが、
まずは2時間半のスパ体験。
さすがにアマンダリだと日本以上のお値段になってしまうので、
事前に日本から予約した近くのスパ、Bali Botanicaへ。
ここは、相方が体験したがってた、額にオイルを垂らすアーユルヴェーダが定評があるのと、
なにより2時間半なのに5000円弱といった超お安いお値段に惹かれました。
tripadvisorの評判は上々だったものの、到着するまでは


「しかしいくらバリでも安すぎるんじゃなかろうか・・・
もし行ってすんごい汚いぼろいスパだったらどうしよう・・・」


と、迎えの車の車内ですでに

  1. +

  ∧_∧  +
  (0゜・∀・) 
  (0゜∪ ∪ +
  と__)__)   +

まだオイルも垂らしてないのにwktk状態!


になってる相方を見ながら、
失望させたらどうしよう・・・とドキドキしてましたが、
そんな心配はいい意味で裏切ってくれる非常に清潔感ある受付に到着。

そしてマスコット犬のベンティ。ドデーンと寝てます。



施術室もきれい。
ここでそれぞれに別室に別れて、
全身のオイルマッサージ+アーユルヴェーダを丁寧に施術していただいたのでした。
2時間半ってかなり長いだろうと思っていたけど、終わってみたらあっという間。
ほんとにリラックスして良い体験となりました。


=モンキーフォレスト=

ここはまあせっかく来たから見るか、くらいのノリだったんですが、
結果としては大満足!

遊歩道が木陰で緑に包まれている感じなので暑さもさほど感じず、リフレッシュ感抜群なのです。
そして行く先々にサル、サル、サル。



見ざる、言わざる、聞かざる、てあれ、真ん中ホンモノ・・・。



赤ちゃんザルもいますよー。ただし、オスザルが完全警護中。


写真ではちょっとしかいないみたいだけど、もうほんと群れでいます、サル。
観光客とのその間隔、まさにゼロ距離!
いくらでも(自己責任で)近づけます。
まあ、調子のって近づいたその結果、
リュックにさしてたボールペンをものの見事にパチられたのは俺です・・・。
でもそんなアクシデントもよい思い出。
ここはウブドに来たら絶対行ったほうがいい、おススメです。


ウブド散策=

アマンダリ滞在中はウブドでショッピング散策もしました。
まあただ正直言って「買いたい!」と思えるものはあまり、ない。
なんか悔しくて2日間ぐるぐる回りましたが、ほんと、ない。
これはまあ俺たちが行く場所が悪かったのかもですが、
いわゆる素敵な「バリ雑貨」をいっぱい買えるかな、と期待してたらそこは見事に裏切られました。
ちょっとそれは残念だったな・・・。
西部のスミニャックやクタに行けばまた話は違うんやろか…。


ただ、ウブドの街を歩いていると、
とにかく神様や精霊の石像が多くてそれだけでも楽しめます。



美人系



いかつい系



人がよさげ系



あれ、なんか鬼太郎で見たことない?系



気づいたときにヒイイッ・・・!と声出た系。怖いわ!!



エロ系。
違う!とは相方談。えっ?これってセルフフェ・・・(自粛)



エロ系。これは相方もぐうの音も出ないほどエロ系。
体格比からするとかなりのツールをお持ちです。

ちょっと照れた表情も、イイね!


そしてそんな石像やショップに気を取られて歩いていると、
トラップもこれまた多い多い。

割と気を張って歩いてないと結構危ないんです、これほんと。
遊歩道の整備もひどけりゃ、車道も常に車とバイクが大渋滞状態です。
交通事情というか移動事情、ここウブドに、もうちょっと頑張ってほしい!


=グルメ=

インドネシアはメシがとにかくうまいうまい。
まずはtripadvisorでウブド第1位のFair Warung Baleでランチ。

カシューナッツとトリのピリ辛炒め 350円くらい。



ナシゴレン 350円くらい。
初めて食べたこのナシゴレンがとにかく気に入った相方は
この後も滞在中はナシゴレンヘビーリピート。
そして、色々食べ比べた結果、ここのナシゴレンが一番美味しかったそうです。


別の日のランチはMelting Wok Warungへ。
ここはフレンドリーなやり手フランス人の奥さんとラオス人の旦那シェフが切り盛りしています。
tripadvisor第2位だけど、第1位よりも流行ってる印象。
ランチを少しずれた時間でも常に満席だったし、夜の予約をしにきている旅行者もいました。

鶏肉と野菜のピリ辛炒め 400円くらい。



ヌードルの牛肉炒めがけ 400円くらい。



奥はココナツミルクがけプリン、手前はチョコクレープ。
全部旨い!!でも、プリン通の相方はプリンにはやや辛口批評。
今思えば、このプリンdis、相方フラグ立てまくりでしたね・・・。


このプリンを食べたその夜・・・
インドネシア舞踊を見に行く準備をしていたところ、
相方の腹が不穏な感じに・・・。
あれ、顔色もなんか青白いよ・・・?大丈夫?


悪名高いバリ腹(バリで旅行者がよくかかるといわれる原因不明の腹痛)
キタコレ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
デザート以外は全く同じもの食べていた俺はピンピンしていたので、
このプリン、というかココナツミルクがすっかり悪者(←ホテルスタッフの推測)に。
相方曰く、お腹がずっとシクシク痛い感じで、そして時折、ズドーンというのが来るそうです。
わあーたいへんそうー(他人事)。


ホテルの人に相談したところ、良く効くという現地の下痢止め薬をくれました。

(墨っぽい・・・ていうか墨じゃないの?と思っていたことは今だから書ける)


ま、その晩はとりあえず舞踏見学はキャンセルをして、ゆっくりと休みました。
やっぱり旅行は体調管理大事だね、と相方と一緒に再確認。


翌朝になってもいまいちまだバリ腹から逃れきれない相方。

プール・・・とつぶやく背中も哀愁漂う。
うん、プールはもう無理だね。

もらった墨・・・もとい薬を飲んで、
こっちのベッドでアマンダリチェックアウトまでゆっくりご静養ください・・・。


笑顔で見送ってくれるスタッフに恐る恐る所要時間を聞いてみれば、
アマンキラまで車で1時間半かかるといわれ、
ヒイイ・・・!とおののく相方を押し込み、
車は一路、
次の目的地、アマンキラに向かうのでした。

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amandari編、終了



追記


アマンダリのベッドメイキングの後に置かれていたプレゼントの置物。
そう、まさにこういうのが欲しいんだよ、ショッピングで!
ちっちゃくていいから、丁寧に作っててなんか味のある、まさにこういうやつ!
ウブドのショップの皆さん、次回訪問までによろしくお願いします!
君たちがチンコが好きなのはよくわかった。
よくわかったけど、チンコ以外のお土産も作ってください!