バルセロナ旅行記 その1

久しぶりの海外旅行一人旅も、全く準備に盛り上がらないままの出発。


なんだろう、この盛り上がりのなさは。。。昔はインドやらブラジルやらエジプトやら、色々計画を立てて一人旅してたのになー。
やっぱり相方と二人旅のほうが色々な経験を共有できるし、そもそももうそっちに慣れちゃったんだろうなあ。。。とぼっーと東京駅でズルズル蕎麦を食べてたら、危うく成田エクスプレスに乗り遅れかけました。やばいやばい。


さて、まあ気をとりなおして。今回の旅行地はスペイン、バルセロナ!相方君は、旅行といっても街歩きにはあまり興味がないリゾート派の人なので、予定が合わない今回、ギリシャ、トルコ、スペインの中ならどこに彼が一番興味ないかを聞いて決めました。なかなかこんな機会でもないと行けなさそうだしね。


初日はホテル到着が夜8時にも関わらず、まだまだ外は明るい…そして何より路上に人が溢れてる!確かにガイドブックを見てみるとショッピングのお店も大体夜10時まで開いてるし、ディナーが夜10時くらいからが普通ということは。。。8時なんてまだ夕方か。日本の感覚だと4時くらいなのかなあ。

(ちなみにこれを取ったのが夜8時くらい)


少し街をウロウロした後、飛び込みで入ったBARで、セモンハムのコロッケとチキン、そして白ワインを2杯飲んだらさすがに飛行機の疲れもあってクラクラ。明日からこれ、夜行型にスイッチしてかなあかんなあ、と思いつつ眠りについたのでした。

しばらくは甘えん坊

今回のバリ旅行では、
久々に6泊ほどコテツをペットホテルに預けていたので、
帰国してからしばらくは、俺らの挙動に常に注目してるようでした。

「ん、どっか行くのかな・・・?」
やっぱりまた置いていかれるか心配なのかなあ。


どっこも行かんよー。と言うと、
分かってるのかどうかは別として、

ニカッとしました。

バリ島旅行=amankila編=

水の宮殿をイメージして作ったというアマンキラ。
まだ不安もあるものの、相方のバリ腹も薬が効いたのか小康状態(よかった・・・)。
いずれにせよ、当初から後半はもうホテルでノンビリリゾートの予定なので、
チェックイン後はまずはのんびりとホテルを探索。


・・・と思ったら、部屋までが結構な昇り階段でしたよ!

まあ別に若くはないけど
それでもまだ30代の二人がちょっとゼェゼェいっちゃうくらいなので、
ご高齢の方はちょっと気をつけたほうがいいかもしれない、アマンキラ・・・。


やっとこさ着いた部屋玄関からの眺め。


そして部屋はこんな感じ(パノラマビュー)。かなりイイ!

アマンダリは広々としたstudioのような感じでしたが、アマンキラは長方形で奥に長い作りです。
開口一番、相方が「こっちの部屋のほうが(アマンダリより)いい!」と。
確かにアマンダリよりも近代的な感じ、とは言っても築20年以上こちらも経っているはずですが。
俺はstudio好きなのでアマンダリ派ですが、ただ、どちらも素敵です。
これはもう好み次第ですね。



アマンダリもそうでしたが、窓が多い作りで明るく開放的。
借景というか、ほんと部屋の中にいても外の自然を上手く取り込んでます。



寝室と奥の洗面所の間にもソファ。



洗面所は背中合わせのダブルボウル。
アマンキラの部屋の一つの特徴は、鏡の使い方が上手なとこだと思いました。
大きな鏡が効果的に部屋の壁に使われているので部屋にさらに奥行きを感じます。


そしていよいよ、シンボル的な3段プールへ・・・!

プールに通じる階段を降りる前からもう息をのむ眺め。



イイね!と軽くはすませることができない。
ほんとにイイイイイイ!!!!



バリ腹のことなんてもう忘れたー!(相方)



俺、上から下まで段差をちょっと泳ぎながら降りてくる!!←無理です。


と、やや興奮状態の俺たち。
それくらいこのプールは素敵でした。
加えて、アマンキラは宿泊ルームは33部屋ほどあるようなのですが、
感じ的には半分くらいしか宿泊していないようで、
プールもあまり人影が少なく、
ほぼほぼプライベート状態だったことも得した気分でした。



はしゃぎおよぎ疲れた後は、プールサイドのベッドマットでビール。
極楽です、ほんと。


夜はライトアップされてまた一味違った幻想的な雰囲気。


夜のプールサイドで赤サングリアと白サングリア。

インドネシアで、しかしならがひとつ残念なのは、
ワインがすごく高いことでしょうか。
なんか特別な税かかってるのかな、輸入品だから??
最近、我が家の宅飲みはワインがちょっとしたブームなので、
旅行先だから思い切ってワインもガンガン飲むでー!、と意気込んでいたんだけど、
ちょっと納得いかない値段設定・・・。
納得のいかないものにはお金は払えない、That's 関西人スピリット!ということで、
結局ほとんどのディナーは、
ワインではなくビンタンビールで済ませてしまったのでした。ハハハ。


翌日は少し曇りの中、
船に乗ってクルーズ&シュノーケリングへ。

船の屋根の上にベッドマットをひいてくれてて、
ゴロンと出来て居心地良いです。


海上からみたアマンキラ。

クルーズ途中には、かなり遠くにではあるものの、イルカの群れにも遭遇しました。


シュノーケリングタイム!
今回のガイドはいい意味で放任主義だったので、
二人でライフジャケットもつけず、魚と存分に戯れました。

日焼け防止に白Tシャツは着ろっていったのに、
大丈夫大丈夫!と言ってた相方の背中・・・
こうやって見ると、サンシャインに完全無防備ですねえ・・・。
案の定、帰国後も、ヒリヒリするーと騒いでおります。


んー、なんかダイビングにも挑戦したくなってきたなあ・・・。
でも、俺たち二人ともかなりのビビりなんですが、
今さらダイビングできるかな?


ウブドで見逃したインドネシア舞踏も
ホテル主催のショーで最後の夜に、運良く見ることができました。


踊りのストーリーも意味もよくわからんかったけど、うん、よかった!
こうして、アマンキラ、つまりはバリ休暇最後の夜は、更けていったのでした・・・。

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amankila編、終了

バリ島旅行=amandari編=


今年、我が家は、ふたりとも初となるバリ島に行ってきました。
せっかく行くのでどうせなら、
山もみたい海もみたいということになりまして、
前半はバリ島の内陸部にあるウブド(山)、
後半は東部の静かなリゾート地と言われるチャンディダサ(海)にステイすることに。


今回の旅のテーマはずばり「ホテル」。
ということで、山も海もどちらもアマングループのホテルに泊まりました。


・・・まあ、ウェブで予約クリックの時にはその料金にクラッとめまいが、
そして実際の支払いの時に思わずぶわっと吐血しましたけどね・・・。
基本料金でみぞおちに重い渾身のボディを喰らった後、
10%のサービス料と11%税金のダブルアッパーで完全ノックアウトといったところでしょうかね・・・。


まあ、でもたまにはいいじゃん・・・というか年に一回の海外旅行だし・・・。
バリ島だってもう人生で何回も行かない、もしかしたら最初で最後かもしれないし・・・。
前からずっと二人でアマンリゾートに泊まってみたいね、て言ってたし・・・。
ダブルインカムノーキッズだし(まあコテツいますが)・・・。
と、
なんたらかんたら贅沢する自分達に自分達で弁解しつつ、
泊まってまいりました、アマンダリ、そしてアマンキラ。
お金使い慣れてないとなんかビビッてダメだなー、と自覚しながら(苦笑)。


ではではまずは前半のamandari編から・・・。


amandari編

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まず初日は午前7時過ぎにデンパサール空港に到着。
「25ドルで入国ビザ買わなきゃ・・・」と思って飛行機を降りたすぐそこに、
まさかの『Mr. Midfielder様』と書かれた紙を持ったアマンのお出迎えが。
え・・・!?ここまだ入国審査の前の段階じゃ!?
と、びっくりしながらも挨拶すると、
俺たち二人分のパスポートを預かってお出迎えのおじさんは颯爽とビザコーナーへ。
なんか普通の列とは違うガラガラのカウンターであっという間にビザを取ってくれたのでした。
その後の入国審査も税関もまるでアマンスペシャルかのごとく、
おじさんに連れられてほぼノーチェックの素通り。
気づいたらもうアマンダリ行きの車内で冷たいおしぼりの歓迎を受けていたのでした。
これってまだ途上国だからこそできるサービスだよなあ・・・と思いつつ素直に感動した二人なのでした。


1時間強かけて到着したアマンダリは、
ほほうなるほど、といった感じ。


部屋の中はこんなです(パノラマビュー)。
確かに素敵。
ただ、築25年くらいということもあって、設備はやや古い感じもあるかな(トイレやシャワーなど水回り辺りに)。
でも逆に、これが25年前にできたんなら、そりゃ当時としてはどえらいことだなあ、と感心しきり。


プールはインフィニティプールになっていて、緑の渓谷とマッチしてとても綺麗。


緑に癒され中の相方君。

でも、山だからか、それともバリ島全体そうなのか、
風はそれほど感じないですが、雲の動きは速い気がします。
晴れたり曇ったりが行ったり来たり。
初日の深夜には乾季ながらスコールもありました。


さて、後半の海のアマンキラはのんびりゆっくりするとして、
前半のアマンダリ滞在中は、街に繰り出してアクティブに行こう!
というプランのもと、俺たちは精力的に動きます。


=スパ=

バリに来たらやっぱりこれよねー、ともう気分はお局OLですが、
まずは2時間半のスパ体験。
さすがにアマンダリだと日本以上のお値段になってしまうので、
事前に日本から予約した近くのスパ、Bali Botanicaへ。
ここは、相方が体験したがってた、額にオイルを垂らすアーユルヴェーダが定評があるのと、
なにより2時間半なのに5000円弱といった超お安いお値段に惹かれました。
tripadvisorの評判は上々だったものの、到着するまでは


「しかしいくらバリでも安すぎるんじゃなかろうか・・・
もし行ってすんごい汚いぼろいスパだったらどうしよう・・・」


と、迎えの車の車内ですでに

  1. +

  ∧_∧  +
  (0゜・∀・) 
  (0゜∪ ∪ +
  と__)__)   +

まだオイルも垂らしてないのにwktk状態!


になってる相方を見ながら、
失望させたらどうしよう・・・とドキドキしてましたが、
そんな心配はいい意味で裏切ってくれる非常に清潔感ある受付に到着。

そしてマスコット犬のベンティ。ドデーンと寝てます。



施術室もきれい。
ここでそれぞれに別室に別れて、
全身のオイルマッサージ+アーユルヴェーダを丁寧に施術していただいたのでした。
2時間半ってかなり長いだろうと思っていたけど、終わってみたらあっという間。
ほんとにリラックスして良い体験となりました。


=モンキーフォレスト=

ここはまあせっかく来たから見るか、くらいのノリだったんですが、
結果としては大満足!

遊歩道が木陰で緑に包まれている感じなので暑さもさほど感じず、リフレッシュ感抜群なのです。
そして行く先々にサル、サル、サル。



見ざる、言わざる、聞かざる、てあれ、真ん中ホンモノ・・・。



赤ちゃんザルもいますよー。ただし、オスザルが完全警護中。


写真ではちょっとしかいないみたいだけど、もうほんと群れでいます、サル。
観光客とのその間隔、まさにゼロ距離!
いくらでも(自己責任で)近づけます。
まあ、調子のって近づいたその結果、
リュックにさしてたボールペンをものの見事にパチられたのは俺です・・・。
でもそんなアクシデントもよい思い出。
ここはウブドに来たら絶対行ったほうがいい、おススメです。


ウブド散策=

アマンダリ滞在中はウブドでショッピング散策もしました。
まあただ正直言って「買いたい!」と思えるものはあまり、ない。
なんか悔しくて2日間ぐるぐる回りましたが、ほんと、ない。
これはまあ俺たちが行く場所が悪かったのかもですが、
いわゆる素敵な「バリ雑貨」をいっぱい買えるかな、と期待してたらそこは見事に裏切られました。
ちょっとそれは残念だったな・・・。
西部のスミニャックやクタに行けばまた話は違うんやろか…。


ただ、ウブドの街を歩いていると、
とにかく神様や精霊の石像が多くてそれだけでも楽しめます。



美人系



いかつい系



人がよさげ系



あれ、なんか鬼太郎で見たことない?系



気づいたときにヒイイッ・・・!と声出た系。怖いわ!!



エロ系。
違う!とは相方談。えっ?これってセルフフェ・・・(自粛)



エロ系。これは相方もぐうの音も出ないほどエロ系。
体格比からするとかなりのツールをお持ちです。

ちょっと照れた表情も、イイね!


そしてそんな石像やショップに気を取られて歩いていると、
トラップもこれまた多い多い。

割と気を張って歩いてないと結構危ないんです、これほんと。
遊歩道の整備もひどけりゃ、車道も常に車とバイクが大渋滞状態です。
交通事情というか移動事情、ここウブドに、もうちょっと頑張ってほしい!


=グルメ=

インドネシアはメシがとにかくうまいうまい。
まずはtripadvisorでウブド第1位のFair Warung Baleでランチ。

カシューナッツとトリのピリ辛炒め 350円くらい。



ナシゴレン 350円くらい。
初めて食べたこのナシゴレンがとにかく気に入った相方は
この後も滞在中はナシゴレンヘビーリピート。
そして、色々食べ比べた結果、ここのナシゴレンが一番美味しかったそうです。


別の日のランチはMelting Wok Warungへ。
ここはフレンドリーなやり手フランス人の奥さんとラオス人の旦那シェフが切り盛りしています。
tripadvisor第2位だけど、第1位よりも流行ってる印象。
ランチを少しずれた時間でも常に満席だったし、夜の予約をしにきている旅行者もいました。

鶏肉と野菜のピリ辛炒め 400円くらい。



ヌードルの牛肉炒めがけ 400円くらい。



奥はココナツミルクがけプリン、手前はチョコクレープ。
全部旨い!!でも、プリン通の相方はプリンにはやや辛口批評。
今思えば、このプリンdis、相方フラグ立てまくりでしたね・・・。


このプリンを食べたその夜・・・
インドネシア舞踊を見に行く準備をしていたところ、
相方の腹が不穏な感じに・・・。
あれ、顔色もなんか青白いよ・・・?大丈夫?


悪名高いバリ腹(バリで旅行者がよくかかるといわれる原因不明の腹痛)
キタコレ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
デザート以外は全く同じもの食べていた俺はピンピンしていたので、
このプリン、というかココナツミルクがすっかり悪者(←ホテルスタッフの推測)に。
相方曰く、お腹がずっとシクシク痛い感じで、そして時折、ズドーンというのが来るそうです。
わあーたいへんそうー(他人事)。


ホテルの人に相談したところ、良く効くという現地の下痢止め薬をくれました。

(墨っぽい・・・ていうか墨じゃないの?と思っていたことは今だから書ける)


ま、その晩はとりあえず舞踏見学はキャンセルをして、ゆっくりと休みました。
やっぱり旅行は体調管理大事だね、と相方と一緒に再確認。


翌朝になってもいまいちまだバリ腹から逃れきれない相方。

プール・・・とつぶやく背中も哀愁漂う。
うん、プールはもう無理だね。

もらった墨・・・もとい薬を飲んで、
こっちのベッドでアマンダリチェックアウトまでゆっくりご静養ください・・・。


笑顔で見送ってくれるスタッフに恐る恐る所要時間を聞いてみれば、
アマンキラまで車で1時間半かかるといわれ、
ヒイイ・・・!とおののく相方を押し込み、
車は一路、
次の目的地、アマンキラに向かうのでした。

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amandari編、終了



追記


アマンダリのベッドメイキングの後に置かれていたプレゼントの置物。
そう、まさにこういうのが欲しいんだよ、ショッピングで!
ちっちゃくていいから、丁寧に作っててなんか味のある、まさにこういうやつ!
ウブドのショップの皆さん、次回訪問までによろしくお願いします!
君たちがチンコが好きなのはよくわかった。
よくわかったけど、チンコ以外のお土産も作ってください!