今日は長めのおでかけでした。


今日僕は、パパ達に連れられて、
途中、ひさしぶりにカバンに入って、
地下鉄に乗ったりもしてみました。


どこ行くんだろうなあ・・・


こういうとき、人間の言葉が理解できれば、
パパ達に「どこ行くのん、今日は?」てすぐ聞けるのに。
とも思うのですが。


まあ逆に、
いつも、今日の散歩は
短くなるのか
長くなるのか、
いつものコースなのか、
はたまた今日みたいにどこか遠くまで行くのか、
行ってみるまでわからない
そういう新鮮な楽しさはあるかなあ、なんて思います。


そうこうしているうちに、
僕はついこの冬まで住んでいた、
前の家の近くの駅に戻ってきたことに気付きました。
そして、すごく久しぶりに、
よく可愛がってもらっていたおばちゃんに再会できました。
「お久しぶりです!!覚えてますよ!」
て、言葉にできないけど、
尻尾の振り方で分かってくれるかな、僕がおばちゃんのこと覚えてたこと。


「コテツくーん、元気だったー?


「元気です。元気です!おばちゃんは?」
尻尾をバタバタふって気持ちに答える僕。
嬉しい!
こうやって可愛がってくれる人にまた会えるってやっぱり嬉しいな。
でも・・・
なんだろう?
なぜか
胸がザワザワする。
このおばちゃんのことは大好きだし、
この街も昔懐かしいにおいがとてもするのだけど、
どうしてか、
何かよくないことが起こる気がする・・・。


「じゃあお父さん達がご旅行行ってる間、
またお留守番一緒にしてようねえ。


・・・ハッ。
置いていかれる!
そうや!
ここはなんかいつもしばらく
パパ達が僕をほって預けていくおうちだった。
すっかり忘れてたけど、
今思い出した!ノオオオオ!
いやあああ!置いてかないでえええ!!


・・・ということで、
パパ達は旅行に行ってきます。
コテツさんは優しいおばちゃんと一緒にお行儀よく
お留守番しておくようにね!