パームスプリング結婚式

友達のアメリカ人ゲイカップルが、
カリフォルニアのパームスプリングでの結婚式に招待してくれたので、
相方と二人、やや強行軍ながら、現地3泊5日のアメリカ旅行に行ってきました。


パームスプリングは砂漠のど真ん中にある町。

広い、とにかく1ブロックが広い・・・。


ちょうどこの週末はゲイプライドの週末にあたっていたので、メインストリートはゲイであふれておりました。
でも見事なまでに、ほとんどが白人のおじちゃん熊系で、相方的にはちょっと残念だったそう。
逆に、田亀源五郎の漫画とか好きな人にはもうたまらん・・・!の景色。
熊、熊、熊、そして熊!の世界でした。


友達曰く、パームスプリングは基本、
リタイアしてロスなんかから引っ越してくる白人ゲイの町なんだそうです。
確かにPOC(People of Color)は、今回の結婚式に来ているメンバー以外、あまり見なかったかも。


今回の旅のメインイベント結婚式は、
俺達も止まったKorakia Pensioneで行われました。
New York Timesで、
アメリカで最もセクシーなホテルのひとつ」
と評価されたそうで、それも納得のすごく素敵なホテルでした。



新郎二人の到着を待ち構えるゲスト達。
ゲイウェディングながら、家族親戚友人、老若男女、
区別なく来てた(150人!)のが印象的でした。


・・・写真はちょっと載せられるのはこれくらいですが、
この前日にはプールサイドでカジュアルな前夜パーティ。
そして結婚式の後には本格的なパーティがあって、まさにアメリカンウェディングの王道、といった感じでした。


ゲイウェディングどころか、アメリカの結婚式すら初めての参加だった俺達。
雰囲気味わえてとても楽しかったけど、
久々に体験するアメリカ式
「知らない人でも誰でもすぐ打ち解けて会話」
スタイルにやや疲れたのも正直なところ。


いやあ、あれやっぱ結構大変ですなあ・・・。
俺はまだ知り合いが何人かいたからいいけど、相方はほんとお疲れ様でした。
結局最後の夜のパーティはさぼって、
二人で食べにいったカリフォルニアピザキッチンが一番楽しかったのでした。ははは。


結婚式関連イベント以外の観光は、
短い行程だったので、絞って効率よく。

1)Palm Springs Aerial Tram

床がゆっくり回るどでかいリフトで高度約2600メートルの岩山の上まで上がっていきます。
頂上にはレストランがあって、俺達はそこで初日のディナー。
相方が頼んだサイドメニューのチキンポットパイがなかったので注文やめたら、
代わりに、レストランのおごりでマッシュポテトのサービスがあって、
ああ、そうそうこういうノリってなんかアメリカー!と、ちょっと感動。
ここはパスタもステーキも結構おいしかったです。おススメ。


2)Desert Hills Premium Outlet
パームスプリングから車で30分ほど。
とにかくでかくて店が多い。
まあ、品はアウトレットなので、そんなにすごくいいものがいっぱい!というノリではなかったですが、
気に入ったものを見つけれたら、かなりお値打ち。
俺達は、自分たちが思っていた以上にパームスプリングが寒かったため、
ここでマフラーやらジャケットやら手袋なんかを購入しました。


3)ジョシュア国立公園
車でパームスプリングから1時間半くらい東へ行ったところにある国立公園。


こんな骸骨岩や、



豆?みたいな巨岩を見ることができます。
どれくらいのでかさかというと、あの割れ目に全然人がすっぽり入るくらい。
ただ、ここはどちらかというと自然を愛する人がキャンプやトレッキングに来る公園なので、
車でブオオオーと見て回る俺達的にはそんなにかな、でした。
アメリカで車で1時間半って、かなり遠いしね・・・。


さて、そんな中、
また置き去りになった我が家の息子。

ドッグホテルのオーナーが、
「コテツ君、とってもいい子にしてますよー」
と写真を送ってくれたのですが、


・・・よく撮れてるけど、
ちょっとやっぱりこてっちゃん、表情が固いね。
大丈夫。
パパ達が今日迎えに行くからな。